~チャリテイーコンサート(2022年12月1日 下館)に寄せて=
初めて訪れる町でのチャリテイーコンサート。
時雨のなか、緊張気味に会場入りしました。
立派な控室が用意され、会場設営もお任せできて
演奏に集中できる恵まれた環境というばかりでなく、
女性部会の細やかなご配慮もあり、
リラックスして本番を迎えられました。
主催者の皆様には感謝申し上げます。
いつものことではありますが、渉外から終演のご挨拶まで
一手に引き受けて下さった芝山さんにお礼申し上げます。
また、車を出して下さったおさちゃん、同乗して道中を
ご一緒したMarit、Seiko、ありがとうございました。
リハーサルのときに演奏会場のライティングと
響きの調整をしましたが、メンバーで意見を出し合い
修正していく過程に、改めて当会のパワーを感じました。
今年、私は大切な人を二人見送りました。
半世紀近く心の友であった親友と母です。
親友の病がわかり、母が骨折した時からのこの2年半は
コロナ禍と重なり、わたしには心の休まらない日々でした。
ライアークラスが少しずつコロナ前の活動に戻っていき、
チャリテイーコンサート第2部のプログラム変更のメールが
芝山さんから届いたとき、少し驚いてその曲目を確認しました。親友が好きだった「精霊の踊り」とオンライン面会で
母がよく聴いてくれた曲の一つ「たき火」があったから。
チャリテイーコンサートでの二曲を心から二人に捧げました。
その後の「故郷」は2番の歌詞から胸がいっぱいになり
涙が出そうになりましたが、何とか無事に3番を終えました。
この冬はNoriyのトネリコのライアーをお借りしています。
家でリラックスして弾くと、泉が湧くような豊かな響きです。
たくさんのご経験をされていらっしゃるNoriy、
これまで「つくばライアーの響き」に関わってこられた方々へ
思いをはせながら、11日のクリスマスコンサートで
メンバーの皆さんと響きあえますよう、
こころより願っております。 (Michi)