裕美先生への感謝をこめて
～ありがとうの集いとライアーコンサート～

ひたちライアーの奏では、「裕美先生への感謝をこめて～
　　ありがとうの集いとライアーコンサート」を行いました。
12月1日、小雨の降る寒い日でしたが、
30名近くの方が来てくださいました。

裕美先生とお別れして1年半少し、
この間私たちは戸惑いながらも協力し合って
何とか練習を続けてきました。
そんな中で、裕美先生に出会えたこと、ライアーにも
出会えたことに有難く感謝の想いでいっぱいになりました。

たくさんのお人形や手作りの品で囲まれたアトリエで、
裕美先生と長い時間を共にした
私たちライアーのメンバーだけでなく、
お人形のグループの人たちにも協力していただき、
ありがとうの集いを開催することにしました。

お人形のグループ（羊の会）も、
メンバーのお宅でお人形づくりを続け、
つくばから通っている方もいます。

裕美先生が幼稚園の先生だったころからの
手仕事のグループ（猫の手）の方たちも来てくださいました。
そして、いつもコンサートを
聴きに来てくださっている方たちにも、おいでいただきました。

コンサートの曲は、アトリエでよく弾いていた曲や
思い出深い曲をメンバーの説明を交えて、演奏しました。
ライアーの音を聴きながら
思い出されたのか涙ぐまれる方も見受けられました。

最後の曲は、小野純子さんの、
『おひさまぼうや』を選びました。

この曲を初めて聞いたとき、あのアトリエの陽だまりで
猫のあきちゃんとくつろいだり、手仕事をしている様子が
目に浮かんできました。

ライアーの音は良く響き、
私たちに託されたアルトライアーの音も、
裕美先生がそこにいるかのように奏でられました。

会場は、羊の会のメンバーが素敵に展示して下さり、
裕美先生ワールドが、そこかしこに広がって
温かな雰囲気となりました。

終了後は、会場にあったお花を墓前に供えて、
報告してきました。
　　　　　　　　　（ひたちライアーの奏　N.K.）