オルフェの庭 No.28

 日中はまだまだ暑さが残っていても、朝晩の空気に、涼しさが入り込むようになると、心も我に返って、内側から背筋をシャンとさせるものが芽生えてくるのを感じます。
 太陽の恵みを充分に受けた米が実り、果実は色づき、気がつけば、セミのなき声は、いつしか虫の声に変わっています。
 これまで、外の輝きに向かって息を吐ききっていた一年周期の呼吸は内側に息を吸い込む方へと転換していきます。
 昨年から始まったオルフェクラスも一巡りして、再びミカエルに思いを馳せる時がやって来ました。
 はじまりに鉄の棒を打ち合わせていると、その響きに、体の内側をめぐる血が反応するのか、内部に力強く呼び覚まされる感覚がおこります。
 今年もまたミカエルの歌を歌い、ミカエルの曲を奏でて、その響きに浸り、ミカエルのお話を味わうことができました。会の中で、おひとりおひとりの意識の変化、ものの見え方、感じ方の変化などのお話をうかがうこともできました。
 今年ほど、空を広やかな視野でながめる事の多かったことは無かったように思います。

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ライアーコンサートのお知らせ

10/27(土)14:00〜 
  オータムライアーコンサート (於:アトリエくらむぼん)

 毎年秋に開いております、川崎市、読売ランド前のアトリエくらむぼんの仲間たち8名によるオータムコンサートです。今年は、テレマン、ヘンデル、湯山昭作品のデュオや、ライアーの為に(フリーベ)のソロ演奏や、全員では、主よ人の望みの喜びよ、パッフェルベルのカノンなど演奏します。 
 響きの良いくらむぼんで、秋のひとときをお過ごしください。 
 お近くのお知り合いの方がいらしたら、どうぞお誘いください。

 詳細はこちらのチラシをご覧ください。


12/2(日)14:30〜 (於:音楽の友ホール)
  東京ライアーアンサンブル結成25周年記念演奏会

 結成25周年を迎えた東京ライアーアンサンブル演奏会、今回は震災の為のチャリティーコンサートです。 
 藤井喬梓氏作曲の『イーハトーブからの手紙』よりライアー版は、「水仙月の四日」「双子の星」「ビヂテリアン大祭」の3曲は藤井氏に指揮をしていただきます。吉松 隆作曲 ギターのための作品、イタリアのポリフォニーから等、多彩なプログラムです。私もメンバーに加わってから10年になります。

 皆様、どうぞお出かけください。詳しくは、momoによる素敵な水彩画とデザインのチラシをご覧ください。

星のハーモニーのお知らせ

 つくば「星のハーモニー」では、おとなと子ども達が一緒に、穏やかで、優しい時間を過ごすことのできる集まりです。
 毎月1回 日曜日に、緑あふれる「ゆかりの森」内の建物で、ライアー 演奏と季節のうたの後、テーブル劇を観る「始まりの会」をします。その後、水彩画、手仕事、森へのお散歩などをおこない、ライゲン(輪になっておどるリズム遊び)や手遊びや、お誕生会で「終わりの会」を楽しみます。
 めぐる季節を体で、心で感じながら流れる一日は、子ども達の自由な感覚を広げ、生き生きとした体験を通して心を豊かに育んでくれることと思います。

どなたでも参加できますので、ぜひ、一度ご参加下さい。(小学生までのお子様の親子が対象です。)

事前申込みが必要です。興味のある方は、こちらのチラシを御覧ください。

ライアームーン No.120

秋の定期、11thコンサート開催のお知らせ 10月6日(土)

 11thコンサートは3部構成で、第1部では、手代木クラスメンバー9名によるP.リーム氏の曲と、小編成グループでM.ライト氏の曲です。第2部は、久し振りに、フリーアナウンサー鈴木もえみさんとの共演で、グリム童話『ラプンツェル』の朗読と音楽です。A.キュンストラー氏のライアーオリジナル曲は竹園クラスメンバー7名の演奏です。そして第3部では、12星座と地水火風のエレメントを4つに分けたグループによる、小さなリュートの為の小品を4曲。最後に全員で2ndコンサートの時、一部のメンバーで演奏したことのあるレスピーギのシチリアーナ等、中世の曲を演奏します。どうぞお楽しみに~♪

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