田原眞樹子さんW.S. 感想集

♪つくばライアーの響き 主催♪ 
     ライアー講座 “ひびき” シリーズ No.20

   田原眞樹子さんの『響きを聴き、奏でる11』

          2017年323日(24日(
          
つくば市ふれあいプラザ 多目的ホール

 

 つくばの春の講座では、今回、コリン・タンサーさんのEVERYMANを取り上げます。
この曲は昨年11月にライアー生誕90年を記念して、九州のライアーの仲間と子どもたちの合唱で演奏した大切な曲です。
練習を重ねるたびに感動が深まる曲です。
つくばの皆様、
 一緒に作品をつくっていけることを嬉しく想います。 
                    田原 眞樹子

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

 

田原さん講座アレンジありがとうございました。
今回は1日受講して「もう一日受けたい!」と切に思いました。田原さんの言葉はそのまま身体に染み込んでいくように思います。
今回の私の中での一言は「毛穴」でした。だいたい「毛穴」って特に美容上悪者にされるのですが、それが開く、そこから外の世界が入ってくる、出て行く、自分の周りも自分の「領域」という感覚がストレートに入ってきました。皮膚の外、とか自分を取り巻くものと言われてもなんだかわかったようなわからないようなものだったのが、すとんと納得できました。
先生のおっしゃる音楽を、と集中しながらどうしても、あ、できなかった、と思った瞬間に「はい、そこ」と曲が止まります。
常に音が届いている緊張と響いた時の気持ち良さ、そして、今回ソプラノパート譜で臨んだのですが、初めて他のパートに耳を傾けることができたように思います。2日間受講された方をリーダーに曲が熟成していくのが楽しみです。ありがとうございました。                       はづき

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

 田原さん講座、大変お世話になり、ありがとうございました。
田原さんの講座に初めて参加させていただき幸せな一日でした。オイリュトミーがライアーの演奏に大切なことを実感しました。先生の言葉、表情、動作の一つ一つが、わかりやすく、ユーモアに満ち、激しくもあり、心に強く入りました。楽譜に必死になりがちだけど、まずはオイリュトミーを念頭に置き、ライアーを一音一音美しく、深く、流れるような響きに奏でられるようになりたいと思いました。                   
                         Seiko

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


 初オイリュトミーの経験は、皆さまのおかげでとても楽しく、新鮮な体験となりました。 先生のご説明もとても生き生きとした表現で語ってくださるので、分かりやすく、自然と引き込まれていきました。音楽もオイリュトミーも生きたものなのですね。
皆様のEverymanはどのように仕上がるのでしょう!
今回つくばの皆様とご一緒させていただいて、ライアーとの出会いも、一緒に弾く仲間との出会いも、先生との出会いも、すべてご縁なのだなぁと改めて感じました。 そして、出会いを大切に育んでいくと、その共有した時間の分だけ音楽も信頼も厚みを増していくのですよね。
では皆様にもよろしくお伝えくださいませ。ありがとうございました。                    Tomomima

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


 田原先生の講座に二日目のみ参加させていただきました。
体の中心にある種から、根が下へ、芽が上へ、まっすぐに伸び、天と地が繋がったら戻る、を何度か繰り返し、ほどよくリラックスしてから、体を動かしました。 太郎と次郎に分かれての動きでは、私は次郎でしたが、自分で動いている時よりも、太郎さんに動いてもらっているときの方が,流れを気持ちよく感じる不思議な感覚がありました。自分では、滞っていてうまく動けてなくても、周りの動きで流れを感じることができ、他力本願の癒しを勝手に感じていました。  
エブリマンでは,一つの音符も疎かにせず、大事にその意味を感じ役割を理解して弾いていく,濃厚な時間を過ごすことができました。本当にあっという間の時間で、初日も参加したかったな、と思いました。
田原先生、つくばの皆様、
 ステキな時間を有難うございましたm(_ _)m。    Keiko

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

今年の春は少し肌寒さが残っていましたが、春を告げるように、田原さんがおいでくださり、オイリュトミーで身体を動かし、音に触れる体験ができたことがとてもうれしく、感謝しています。グリッサンドの響きとともに呼吸をすること、身体にしみ込んでいくことをイメージすることで、改めて一つ一つの音に出会い、さらにライアーの音の響きが生き生きと感じることができました。
今回の課題曲のエブリマンは、アイルランド大会の後も、つくばの皆さんで演奏した、思い出深い曲です。長い曲ですがシンプルでとても美しく心の中に響きます。
一つひとつの音のイメージを明確にもちながら、それぞれの声部が出会うことの意味を、丁寧に紐解いてくださりながら、みんなで作り上げていく過程を経て、さらに大好きな曲となっていきました。
とても穏やかで、優しい瞳のコリン・タンサ―さんを思いながら、秋のコンサートで演奏できることが、今から楽しみです。 
                       根本裕美

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

EVERYMAN を旅して♪
 久しぶりに田原先生の講座を先週受講させて頂いて一週間が過ぎましたが、今不思議な感覚に捕われています。
それは二日間オイリュトミーを通じて、歌詞の中にあるように竪琴を持って田原先生とEVERYMANの世界を旅してきたように感じています。旅人と共に丘を上ったり下ったりしながら、夜空に美しい星が瞬く情景を体験したりとこの作品の中に入り込むことが出来たのは田原先生の豊かな表現力でその音がもたらすもの、熱であったり、距離感や流れであったりと最後に虹が生まれて別格の感じで歌に入っていくことを内面まで届けて下さったからこそと。
そしていつも思うのですが、内面に変化をもたらして下さったことが日常の何気ない場面でも気づかされることです。なんと講座の翌日、朝食の卵を割った瞬間がとても美しく感じられたのです!  今回は講座の前日の夕食もご一緒させて頂く機会に恵まれ、とても濃い至福の時間の贈り物を田原先生から頂いていることを有り難く思い、この十数年の積み重ねに感謝しています。
また来年も皆さんと受講させて頂けたら嬉しいです。  Marit

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

 
~田原さんW.S.2017お疲れ様でした♪~ 

 毎年恒例となりました、11回目の田原眞樹子さんをお迎えしてのつくば春の講座、大変お疲れ様でした。1日目は東京からいらして下さったMさんを含み14名、2日目は13名の皆さんにご参加頂きました。
 
まず、円になって、いつもクラスで復習している呼吸の練習で、お隣りさんとこんにちは~、もう一人お隣りさんとこんにちは~、、、と挨拶の形でのワークから始まりました。
そして、オイリュトミーでI(イー)A(アー)O(オー)の動きや、グリッサンド下行形で、円の内側に入り、上行形で外側に広がる、収縮&拡散の動きをしました。それから、高いシ~低いド~真ん中ミ の音で、高い(後方)低い(前方)中央と、音より先に動くことをライアーの音と共に繰り返し体験しました。
円になって、お隣り通しが交互に波のように動くワークでは、
動いていない人も動きを助けるように気持ちを送り内面で動くことで、動いている人も、より動きやすくなることを実感しました。 左~右、右~左へと流れが変わる瞬間にも、よどみなく、途切れることなく流れ続けること、無意識で流れ続けるさまは、まさに音楽そのものです。考えていると動きが止まってしまうことを目の当たりにしましたね。 

 「エヴリマン」は、以前、全曲を何名かで演奏したり、コンサートでもレインボーだけ弾いたりしたことがありました。この曲はライアーオリジナル作品で、3楽章から成る大曲で、とても美しい曲なので、是非まだ弾いたことのない皆さんともご一緒したい思いで、秋のコンサートに演奏を予定していました。そこに、今回の課題曲のお話が舞い込み、その共時性に驚きました。
 フレーズやインターバル、曲の流れ等、細かくご指導いただき、どんどん、響きが変化し、音楽が息づいていき、新しい音楽が生まれていく様子は本当に見事でした。オイリュトミーとは本当に見える言葉、見える音楽なのだと確信しました。 
秋のコンサートでは、どんな仕上がりになるのか、今から楽しみです。 

 お昼休みには、毎回、田原さんのお声掛けで、それぞれお一人ずつ1年を振り返り、近況報告をお話いただいています。田原さんが顧問の先生で、1年に一度なのですが、私たちの様子を聴いて頂けてほっとする時間です。
最後のお茶の時間にも色々なお話が出る中、田原さんが「皆さんが帰ってくる所、という感じがする」と、、。確かに、皆さんと集うともう一つの心のホームのようです。これも大きなあたたかいオーラでずっと見守ってくださっている田原さんのお陰ですね。長いお付き合いのメンバーの方々も多くて、お互いの信頼関係もできていて、また新しいメンバーの皆さんや初参加の方とも、すぐに打ち解けられるのはきっとライアーの見えない力が働いているように感じます。
 今回も皆さんが、楽しそうに喜びをもって生き生きと受講されているご様子を拝見し、とても嬉しくなりました。田原さんの偉大なお力に加えて、参加者の皆さんが、100%吸収できる柔軟で純粋な心をお持ちだからですね。
皆さんの学びたいという意欲、向上心に真摯に応えてくださった    田原さん、本当にご多忙の中、貴重な充実した時間をありがとうございました。また新たな1年のエネルギーを沢山頂きました。
 この二日間の学びを、皆さんと復習、シェアしながら、来年度もより良い演奏を目指していきたいと思います。
また来年も春の講座をとても楽しみにしています。                                
                        芝山恭子

 

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*