田原眞樹子さんW.S.2016 感想集

ライアー講座 ”ひびき”  シリーズ No.18
 田原眞樹子さんの『響きを聴き、奏でる  Ⅹ』 

         2016年3月25日(金)26日(土)
         つくば市ふれあいプラザ 多目的ホール 

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今回の課題曲は、バイルハルツさんのAde zur guten Nacht(*)変奏曲です。 主題の典型的なドイツ民謡が5つの変奏の中で、もうひとつの歌を呼び、変容し、最後は響きの中に解き放たれていきます。 ライアーを奏で、動きながら感じて、本曲を皆様と味わい尽くしたいと思います。        田原 眞樹子

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 先日はお世話になりました。ありがとうございました😊
インターバルを背骨で意識しながらの演奏、曲の解釈の仕方、とても勉強になりました。
 20年ぶりに田原先生のレッスンを受けることができて、それだけでも感無量でしたが、ユニークな語り口でポイントを突かれているところが、今も昔もお変わりなくて、ライアーを初めたばかりの頃を懐かしく思い出しました。
 つくばのみなさんの音の美しさにも感動しました。特に最後に通して演奏した時の1番と3番は弾きながら鳥肌がたつほど美しかったと思います✨ みなさんとご一緒させていただいて、本当に感謝しています。 
来年はぜひ、2日間通して参加させていただきたいと思います。  
ありがとうございました。             Y.S.🌸

 

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田原先生の全身から溢れる 豊かさ軽やかさに 惹き込まれて、時の流れを忘れました。
ライアーと、オイリュトミーの 魅力を満喫する講座を 
ありがとうございました。                        Y.T.

 

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 春恒例の田原先生のW.S.今年もありがとうございました。 なかなか講習会に行く気力と体力のでない私には、つくばでの
田原先生のWSはとても貴重なものです。
今年は 体ほぐしにオイリュトミーをして、直ぐにライアー という始まりに感じました。
 ライアーの始まりは グリッサンド~♪
手は丸みを持たせて、弦を抑えるだけの力で、指ではなく手の甲で弾く。見えない弦を弾いてきて、ライアーを響かせ、また見えない弦を弾く。 自分の体を通り越して背後へ~ 左手の時には、自分の胸で受けて、内から戻ってきたも のが弦へ~ 
無限(弦)の世界から有限(弦)へ そして 有限(弦)の世界から無限(弦)の世界へ 境を作らないように音にする。
 音程~♪では、1度から4度は物質の世界にあり、5度からはそれらを超える世界、そして 新しい自分になる8度。 この中でも 今年はとくに 7度の音程が気になりました。上下に引っ張られ、そこここに散らばる7度の音程。 課題曲のなかに たくさん出てきていました。
 課題曲~♪は、、、難しかった、、、です。 どのような音を出したらよいのか解からなくなって、だんだん音が小さくなり、弾いているとは言えないような感じになってしまいました。指が勝手に動くくらい練習をしておかないといけなかったな・・・と痛感しました。 
小節線を感じて~や 長音は緩む音で~ などなど 前に言われているのに忘れていることがいっぱい。 音程とリズムから紡ぎ出される流れと、ほかのパートを聴いて一緒に動いたり、音を受け取ったり送ったり~。 自分に必死で、他のパートを聴いていないのが歴然。。。 これからもっと練習しないとコンサートに間に合わないですね。
音の質についても感じたのですが、まだ言葉にできません。それでも 今年は少しオイリュトミーとライアーが体で繋がって感じられたように思います。 
オイリュトミーの時も ライアーを弾くときも、まず自分の内から 動きはじめること。 どのように弾くのかを捉えてから音にする。 背骨を通して音が上下するように感じて動く(弾く)。 どうしても背後に意識がいかないので、これから普段でも ちょっと意識を背中にもっていこうと思います。
ありがとうございました。             Nao

 

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~田原さんW.S.2016お疲れ様でした♪~

 つくばでの田原さんの講座も、今回で10回目となりました。
 1日目、参加者は初参加のMasaを含み午前中13名で、広い会場でのオイリュトミーは、♪「春が来た」の歌にのせて、お花のように開いたり閉じたり、交差したり、美しく楽しい有機的な動きを体験しました。 
 課題曲のドイツ民謡「さようならおやすみ」は、ホ長調でシャープが4つなので、最初は難しかったのですが、1月から音階も含み、毎週練習を重ねていくうち、この明るい響きが、心地よくこの調性のもつ特質を少しずつ感じられるようになってきました。
 午後から、裕美さんが加わり、M.Y.さんは初参加でしたが、
インターバルをライアーの響きと共に動きながら、体験して頂くことができました。ここ数年、毎年習っているインターバルですが、繰り返し体験することで、思い出す喜びと共に、より深まっているように思いました。それからシ~ド~ミ もライアーの音&動きと共に繰り返し体験しました。
 
  2日目は11名と少なかったのですが、3名ずつ1人1パートで弾いて聴き合ったりもできました。
変奏曲については、ソプラノパートは特に細かいパッセージでしたが、皆さんがよく練習されて、2日目には、音色がかなり変化し、柔らかい光のような響きとなったことは感動的でした。
この曲は、インターバルも7度~9度と音も飛んでおり、どのように準備して弾いていけば良いかなど、多くの示唆を与えていただきました。

  二日間に渡る講座で一晩寝かせての翌日には、身体の細胞にまで変化がもたらされたことに気づきます。それと同時に、空間でとらえる音の動きの感覚が次第に研ぎ澄まされてきて、インターバルも、以前よりは生き生きと感じられるようになってきたのかもしれません。
 田原さんが最初に蒔いて下さった種に毎年毎年、多くの新鮮な水を注ぎ、同時に沢山の栄養を与えて頂きました。その10回に渡る積み重ねによって、私たちも少しずつ芽をのばし、身体の中にもそのお教えが浸透しはじめたように思います。
田原さん、今回もご多忙の中、2日間の大変充実した講座を本当にありがとうございました。 
遠くからいらしたY.T.さん、S.T.さん、Y.S.さん、そして、メンバーの皆さん、ご参加いただきましたこと、そして、ご協力に感謝いたします。
またこの1年、よく復習しながらより豊かな響きを目指して、練習を重ねていきたいと思います。           芝山恭子