～根本裕美さん追悼＆交流コンサートに寄せて～

裕美先生、皆と一緒の演奏楽しんでください。
先生の信じられぬ死を受け止められぬまま
一年がたったのですね。
昨年はひたちライアーの奏の皆さんとの
合同クリスマスで、先生不在のまま、
演奏を通じて交流することができました。
また磐城教会のクリスマスでも白河の
小磯さん母娘の応援を得て賛美ができました。
そんな中でも先生の元気なご指導を楽しみに、
メンバーと練習を欠かしませんでした。

先生のご希望で2021 年3 月30 日に、
いわきのメンバーで揃ってアトリエに伺い、
ご病状の説明を聞きました。
あまりにもショッキングなことで、皆、口が利けませんでした。
先生はかなり体力がなくなられていましたが、
いつものように元気なお声で、
以前と同じようにお茶の支度や用事などを
私たちに指示して下さいました。
久しぶりにその明るい声を聞くことができて、
嬉しい思いでいっぱいでした。

それから間もなくたった一週間後に、
天に召された裕美先生、、、。
とても信じられず途方にくれながらも、
先生に喜んで頂けるように練習しました。
そんな中、先生に追悼の皆の思いを込めて、
コンサートで演奏できることは嬉しいことです。
初老グループですが、これからも皆で
よく息を合わせながらライアーを奏でて、
先生に教わったライアーの音色を、
まだその音色を知らない人々に届けられたらと思います。

2022 年4 月22 日 いわきライアーリング　F.S.
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裕美先生が旅立たれてもう一年、なんと早いことでしょう。
いつも忙しそうにされていらっしゃいましたが、
月2 回の練習時は、ゆっくりですが十分な内容で、
豊かな気持ちを頂いていました。ずっと続くと思っていました。

3 年前、地区の公民館での集会参加のお誘いにも、
私一人フリーであったのに「演奏しましょう」と
快くおつきあい下さいました。
参加された方々にはとても喜んでいただき「次回も！」
と言われていましたが、コロナ流行で、、、、。
私には特別な大きな思い出となっています。

これからも仲間と、お教えいただいた人形と
ゆっくり弾く事を楽しんで続けていきたいと思います。

いわきライアーリング　K.K.
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根本裕美先生 いつまでも私たちの心の中に、
こんなにも早く裕美先生とお別れするとは思いませんでした。
昨春志賀福子さんから裕美先生が逝去されたことを聞き、
とても驚きました。若い先生がなぜ？

私は母の介護等でいわきライアーに
しばらく出席していませんでした。
先生がどこかにお元気でいらっしゃるような気持ちでしたが、
この一年、 先生がいわきにおいでにならないので、
ああ先生は天に召されたのだなあと、
今、淋しさをかみ締めています。

東日本大震災の数年前、志賀福子さんがわが家にお出でになり
「これはライアーというドイツの楽器なの」と
見せて下さいました。
丁度仕事を退職したばかりでしたので、
音色の美しさに心惹かれて福子さんにお願いして
ライアー レッスンに加えさせていただきました。
そして裕美先生にお会いしました。

裕美先生のくるくるとしたハシバミ色の眼と、
絵本の中から抜け出したかのような衣装に
素敵な印象が今も心に残っています。
裕美先生にライアーレッスンと
ウオルドルフ人形作成を教えて頂きました。
私は不器用で毛糸の髪が
お人形に上手につけられませんでしたのが、
いつも先生が笑顔いっぱいにして付けてくださいました。
四体とも先生の手が入っており、姪にも贈りましたが、
今、一 体を大切に身近に置いています。

先生はシュタイナー教育によるライアーレッスンと
話された記憶があります。
そして先生はいつも研究熱心で、ヨ ーロッパの大会に出席され、研鑽を積んでいらっしゃいました。
そして学んだ事を私たちに伝えて下さいました。

かけがえのない先生は今いらっしゃいませんが、
遺志を継いで、いわきライアーリングではFさん、Kｊさん、
Kさん、白河のKiさんが、月2 回のレッスンを開催している事を、先生は喜んでいらっしゃると思います。

裕美先生はいまも私達の心に生きているのですから。
いわきライアー リング会員 S.M.
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